CogEvoメルマガ Vol39（2023年6月16日配信）
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愛媛ダイハツ販売株式会社で「健康運転イベント体験会」が開催されました

5月23日(火)に、愛媛ダイハツ販売株式会社本社（愛媛県松山市）でシニアドライバー向けに「健康運転イベント体験会」が開催され、脳体力トレーナーCogEvoを活用した脳体力測定や運動トレーニングサービスTANOを体験していただきました。当日はテレビ局の取材も入りネットニュースになる等大変注目度の高いイベントで、ご参加いただいたお客様にもご好評をいただきました。

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川崎市の健康イベント事業に選定されました

この度、川崎市(神奈川県)が公募した「認知機能評価スケールを活用したイベント運営業務委託」事業に、業務提携先の株式会社日本旅行神奈川法人営業部と共に提案参加した結果、選定されたことをお知らせいたします。

今回の事業は、「アタマとカラダの健康チャレンジ - 試してみよう！あなたの脳体力 -」と題し、６０歳以上の認知症と診断されていない市民を対象として、各区役所地域みまもり支援センターや老人福祉センターを会場に、全42回にわたり教室形式で開催されます。認知症に関する講話や地域活動紹介、認知症低減プログラムを実施、脳体力トレーナーCogEvoは認知機能評価ツールとして利用されます。

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セミナー・学会・展示会のお知らせ

東京ビッグサイトで開催される『自治体・公共Week』に参加します（6/28～30）

今回は業務提携している株式会社日本旅行ブース「脳のいきいき健康教室」での出展となります。ミニセミナーなどもご用意しておりますので、是非ご来場ください。

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名称	日付	形式	申込
第33回日本老年学会総会	2023年6月16日(金)～6月18日(日）	対面	申込
脳体力トレーナーCogEvo体験展示会in川崎市	2023年6月21日（水）13:00～17:00	対面	申込

認知機能コラム「認知機能チェックが「気づきと行動変容」になるために必要なこと」

　最近の認知機能チェックツールは、MCIや認知症の疾病リスクを評価するだけでなく、生活習慣を変えるための行動変容を目的に、情報を提供する傾向が増えています。
つまり、これまでの『認知症等の疾病を早期に発見して適切な医療につなげることを主たる目的としたツール』から、『未病段階で気づきを与え、生活習慣改善に向けた予防行動を促し、QOLやウェルビーイングの向上を目指す「生活モデル」の構築を手助けするツール』へと変化しているのです。

　しかしながら、何らかの予防行動を起こすためには「気づき」が重要となります。社会的な理解が十分にされている「体温」や「血圧」と異なり、「認知機能」は、“認知症のリスク判定”“脳年齢〇才”“脳体力〇レベル”といった単一の情報で表されますが、これだけでは行動変容に繋がる十分なものとは言えません

　行動変容のための気づきになる情報として、例えば、「認知機能がどういうものなのか」「認知機能が生活とどのように関係しているのか」「認知機能低下によって生活でどのような困りごとが起こるのか」「認知機能を維持向上するために日常生活でできること」等の具体的な例を紹介したり、「自分がこのままでいると、今後認知機能にどういう影響があるか」を自分自身で考え、理解・把握してもらうことが必要なのです。

　国の「医療戦略」の中で、未病対策として生活習慣の見直しや運動などを行うのは「やらされる」のではなく自分自身の意思で行うようにいかに仕向けていくのかが重要と記されているように、「自らが考えて行動を起こす」ための情報提供こそが、気づきと行動変容の本質なのです。

　脳体力トレーナーCogEvoはいくつかの自治体において未病対策ツールとしての活用がはじまっており、これからも利用者の予防行動につながる情報コンテンツの充実を図ってまいります。

（認知機能の見える化研究所）

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