CogEvoを科学する

ゼロ次予防から3次予防まで活用できるICTツールの可能性

CogEvo[コグエボ]は、もともとは高次脳機能障害のリハビリテーションで使用されているツールをICT化したもので、認知リハビリテーションと同等の有用性があることが学会等で報告されていますが、その後は高齢者分野を中心に認知機能に関わる様々な医療や生活分野で臨床研究が行われています。
これらの複数の臨床研究において認知機能評価スケールであるMMSE、FABなどの臨床で使用されている認知機能スクリーニング検査との高い相関が報告されています。
また、プレクリニカル期や軽度認知障害の方に対しては、MMSEやFABでは満点を取れるという天井効果が生じていますが、CogEvo[コグエボ]では、認知機能の軽度の変化を捉えることができる可能性があることが示唆されています。
そのほかにも、脳しんとう等のスポーツ障害での復帰プログラム、がん治療における認知機能低下やCOPD(慢性閉塞性肺疾患)における低酸素状態にともなう認知機能低下の評価にも用いられています。
最近では、健常者を対象とした臨床研究では、認知機能の可視化や経時変化の確認が、認知症の予防行動の発生に寄与していることや、CogEvo[コグエボ]のトレーニング効果として、気分プロフィール、心の健康(mental ealth)、主観的疲労感、等の項目が有意に軽減したことが報告されています。
これらの臨床研究結果から、CogEvo[コグエボ]は、認知症や認知機能低下をともなう疾患における、ゼロ次予防(アウェアネス<気づき>ツール)、一次予防(トレーニングツール)、二次予防(アセスメントツール)、三次予防(リハビリツール)、それぞれのステージで活用することが期待されています。

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