CogEvoメルマガ Vol18(2020年4月15日配信)
掲載されている情報、リンク先は配信当時のものであり、現在は無効・終了になっている可能性があります。ご留意ください。

新型コロナウィルスで、亡くなられた方、被患されている方、また不安で辛い日々を過ごされているすべての皆様にお見舞い申し上げます。
一日も早くこの事態が終息し、平穏な生活を取り戻せるよう心から願っております。

また、新型コロナウィルスの影響で、高齢の方々が外出できず自宅で引きこもりケースが多く、フレイルの問題が報じられる中、困っている方々のお気持ちに寄り添いながら、私どもに何ができるかを考え、実行してまいる所存です。
各対応にあたり、お客さま・お取引先の皆さまには、ご不便・ご迷惑をお掛けいたしますが、何卒ご理解のうえご容赦賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

当社新型コロナウィルス感染拡大予防措置のためのテレワーク実施のお知らせ


中前先生論文「認知症に対するリハビリテーションとしての『脳活バランサーCogEvo®』の可能性と有効性」掲載について

総合リハビリテーション学会の学会雑誌「神戸学院総合リハビリテーション研究」の第15巻第2号(2020年3月)に中前智通先生(神戸学院大学総合リハビリテーション学部)の論文「認知症に対するリハビリテーションとしての『脳活バランサーCogEvo®』の可能性と有効性」が掲載されました。

【原著論文】
認知症に対するリハビリテーションとしての「脳活バランサーCogEvo®」の可能性と有効性
中前 智通 ほか1名
総合リハビリテーション学会
http://www.reha.kobegakuin.ac.jp/~rehgakai/journal.html

原著論文はこちら

総合リハビリテーション学会ホームページ内に公開


CogEvoProに新機能「英語化機能」が追加されました。

4月6日より、CogEvoPro(旧称:脳活バランサーCogEvo施設バージョン)に新機能として「英語化機能」が追加されましたのでご案内致します。
「英語化機能」とは、利用者のメインメニュー以降の画面が英語表示に変わるものです。
以前より複数のご利用施設様からご要望があり、今回新機能として実装する運びとなりました。これにより、施設に入居(利用)されている外国人の方もCogEvoProをご利用しやすくなりました。


メインメニュー

タスク画面(見当識)

詳しくはこちら


認知機能コラム「認知機能とスポーツ」

認知症予防に対して、運動による介入が一定の効果を示していることが報告されています。(斉藤琴子ら,MB Med Reha,206:30-35,2017)
では、どのような運動が認知機能低下を抑制するのでしょう。

例えば、サッカー、バスケット、ラグビーなどのボールを使ったゲームスポーツは、どうでしょうか。
こうしたスポーツは、周囲に注意を向け、動いているボールを目で追いながら、五感(主に視覚と聴覚)から入ってくる膨大な情報を素早く処理(知覚・認知・判断)して、運動機能である手や足でアウトプットします。これらの一連の行動は視覚認知機能(視覚性注意、視覚探索力、眼球運動・視空間認知)、聴覚認知機能(聴覚性情報処理)、視覚と手足の運動機能との協調性など、多くの認知機能を使っています。
広汎な認知機能を活性化するのには、「2つ以上の動きを同時に行う」「複数の動作を覚えて指示に対応する」「左右・上下異なる動きをする」等の複数のタスクを同時に処理することが有効なことがわかっていますから、これらのゲームスポーツは認知機能低下効果が期待できそうです。

また、ゲームスポーツは役割を得ることで自信をもち(自己肯定感)、社会参加のための体力づくりにもなり、生涯現役の一助になることから、最近では経験がなくても自身が楽しめるものにチャレンジする人が増えています。ただし、10代や20代で活躍したスポーツをシニア世代になってもう一度取り組むということは意外に難しい。これは活躍した記憶(エピソード記憶)とスポーツ技術の記憶(手続き記憶)は長期記憶として残っているため、やり方はわかっているけど思い通りにできない自身の姿を受け入れられないことに起因しているのかもしれません。

一方、以前のコラムで紹介しましたが、ゲームスポーツやコンタクトスポーツの中には、脳しんとうリスクのある競技があります。頭部への衝撃は記憶力や集中力の低下に影響を受けるだけでなく、繰り返し行うことで、認知症の発症要因のひとつであるタウ蛋白が蓄積することが報告されています。くれぐれも接触プレーには気を付けて(空間認識力・注意力)、興奮して熱くならないように(抑制力)、頭脳プレーで多くの認知機能を使いながら、楽しくスポーツに取り組んでいくことが結果としての認知症予防になるのではないでしょうか。

(認知機能の見える化研究所)

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パートナー募集のお知らせ

株式会社トータルブレインケアは「認知機能の見える化による社会課題の解決」を企業理念としています。

認知機能という概念の理解とCogEvoの普及を通じて、認知症等の認知機能の低下を引き起こす病気や体調・状況の早期アセスメント、 そのための、暮らしの工夫や支援の方法について、情報発信、啓発活動を行なっています。

私どもの理念にご賛同いただける法人の方々を対象にパートナー(特約店)を募集しております。

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